週1ランナーのおんも遊び再開計画

単身赴任中の50代社畜サラリーマンの悪あがき。

2018木更津トライアスロン本番

いよいよ本番当日。
今日のレースは9:40スタートの第3ウェーブ。3時間切り目標だとゴールは12:30過ぎか。
予想最高気温は36℃。ゴールの頃はどうなっていることやら。
トランジションにバイクやシューズなどの荷物を置けるのが6:30~8:50、
試泳が7:50~8:15までと決まっており、
初心者としては早めに現地に行き試泳までやって準備万端整えたいところ。

しかし悲しいかなやはり「週1ランナー」。直前になってもまだまだ自由の効かない身。
ちょうどこの日は長男の部活の大会とバッティング。
遊びで車を占有してしまう後ろめたさもあり、出発を遅らせて試合会場まで送迎することに。

5:30起床で6:30長男の送迎完。そこから会場までは約1時間ちょっと。
7:50からの試泳は半分あきらめながら車を飛ばしていたところ、目の前の車がスピード違反で御用。危ない危ない。試泳はあきらめよう。
その後結局アクアラインが渋滞して駐車場到着は8:00ちょっと前。
駐屯地に入りトランジションに向かう途中、なにやら掲示の前が人だかり。

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あー、、距離変更~。
バイクが2/3、ランが半分に。
事前説明会で、暑くて滑走路温度が60℃を超えると危険なので短縮の可能性あり、とは言っていたけれども。まあ後日送られてきたお詫びメールを見ると運営側も苦渋の決断だったようで。

しかし屈強なトライアスリートの皆さんなら熱中症は十分覚悟の上での参加じゃないの?とも思われ。こちらも週1とは言え4ヶ月前から調整し、炎天下ランまでやって35℃超えに備えてたのに。
完走しても距離を満たさなければ、せっかくの初オリンピックディスタンス完走の実績は得られない。
自然相手のスポーツだからしょうがないことは重々承知も、意気消沈でとぼとぼと歩いていると、声をかけられた。
今日カミサンが長男の試合のため来られないので、千葉在住の義母と義姉が応援に来てくれた。ありがたや。
気を取り直して、トランジションへ。閉鎖まで時間が無い。
何しろ初心者。あと30分程でバイクとランの道具を置いていき、スイムの準備をして急いで外に出なければならない。ボトルに経口補水液を入れたり、乗り換え手順を想像しながらいろいろ準備する。
以下の用具をトランジションに置き、ウェットスーツ、ゴーグル、スイムキャップを持ち、バイクジャージとサンダル履きでいざ出陣。汗だく。

<バイク準備>
バイク、サイコン設置、ヘルメット、サングラス、シューズ、ボトル(500ml 1本)、靴下、タオル
ゼッケン&ゼッケンベルト、パンク修理キット
<ラン準備>
シューズ、帽子、予備用のペットボトル3本⇒飲んでる時間無いのでこれは次回いらない。

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ここまでかなり慌しいが、緊張感も高まってきた。
応援者席に行き義姉に荷物を預かってもらい、世間話。
周りの選手は結構距離短縮になって良かったって言ってるよ、とのこと。
「週1ランナー」としては練習するのが辛いので、今回で気持ちよく完走して終わりにしたかったんすよ~。
ただ、この気温で3時間切りを狙って無理するのも危険かと思い直し、レースを楽しむことに。

【スイム】
いよいよスイム開始。昨年のスプリントでは出だしで死ぬかと思うほど辛く、さらに倍の距離なんて無理と思ったが、今年は1度海泳ぎをしていることもあり不安感はかなり少ない。さあいよいよ入水!

あれ?ウェットスーツの背面ジッパーが上がらん・・。

みんな見てるよな~。初心者丸出しだなあ~。情けねぇーな~。どうすっかな~。

と困っていたら後ろに並んでいた選手が手伝ってくれた。感謝。そういや去年はカミサンにやってもらったし、一人でできるようにせんとだめだな。
入水手前の補給所近くに来た際、ちょうど実況の解説者が「怖いのは下痢より熱中症。下痢するほど水飲んでから海に入るように」と言っており、水を3杯飲んで入水。
スタートは後方、外側からバトルを避けながら進む方針。
カウントダウンととともに選手の中から気合を入れる声が入り、全員で鬨の声を上げる。
こりゃ楽しい~。テンション上がってスタート。
序盤、去年のような息苦しさもなく、Newゴーグルで前方、左右の視界も広がり精神的にかなり楽に泳げる。バトルもそこそこあったものの影響ないレベル。最終コーナーで周回コースを少しはずれてしまったが、2周目も淡々と距離を稼いでスイムフィニッシュ。
今回は楽しく泳げた。トランジションまでのランも平衡感覚、脚の疲労も問題なく快走。

【バイク】
トランジションでは足首の計時バンド外し⇒ウェットスーツ脱ぎ⇒足拭き⇒靴下履き⇒計時バンド再取り付け⇒シューズ履き、ヘルメット装着等々、やることいっぱい。水分補給の暇なし。
バイクにまたがりいざ出撃。本来は周回コース6周のところ、今日は短縮で4周。
1周目はまだスイムの疲れで呼吸が荒く、思いっきり休憩モード。
今回装着したDHバーの効果絶大。楽なポジションでどんどん追い抜ける。
2週目以降も気持ちよく走れ、暑さもほとんど気にならない。
DHポジションを取るとトライアスリートっぽくなり、結構調子よく追い抜けるので去年と段違いの楽しさ。
追い風で38km/hほど、向かい風では25km/h位まで落ちたけど、およそ平均30km/hのスピードを確保。
まだまだ行けそうで、物足りなかったが4週でランへ。
あーあと2周させてもらいたかった・・。

【ラン】
バイクの疲労なし。確かに暑いが去年より余力ある感じ。
地元での35℃超え炎天下ラン練習の効果か。
1km置きの補給所でスタッフさんが水をぶっかけてくれるのが効果的!ありがとう~。
だけどまあやはり最後のランはきつい。滑走路だからか靴の中が高温になって熱い。
バイクジャージのフロントジッパーを開けて走っていたら、トライアスロンのルールで禁じられているらしく、2回も注意を受ける。スンマセン。
暑くて開けたくなるのを我慢してなんとかゴール。

義姉がスマホで写真撮ろうとしてくれたけど、あまりの暑さで高温になりカメラ起動せず・・。これも過酷さを物語るエピソードになるなあ。

ゴール後、義母・義姉にいろいろ食べものを準備してもらっていたのに、全く食欲わかず。スミマセン・・。とは言っても去年みたいに目の前真っ暗になることもなく、まだまだ追い込めるかも。次はいつ出られるかな。

【結果】
総合順位は約1300人中で上位25%に入った模様。年齢別では20%以内。
スイムは半分より少し上、バイクは300位くらい。最後のランは250位ほど。
トータルの結果から、正規の距離だとどの程度になりそうかを予測してみると
なんとか3時間を切れている見込み。
ランの後半5kmでどの程度追い込めるかがカギになりそう。

【次回に向けて】
来年は行きつけのプールが1年間工事中だったり、仕事が多忙の上に町内会の仕事も入ってきて練習できる気がしないので出場できそうに無い。
だけども次回への備忘録として以下にメモ書き。

・スイムではバトルもいけそうなのでもう少しイン側からスタートしてもOK
・周回コースとフィニッシュコースの分岐に注意
トランジションに水分不要。ウェット等を入れる大きめビニールの予備必要。
・バイクは余力を残しすぎか。
 追い込み方を知らないのとその後のランが気がかりで、楽しみすぎた。
 ラン前半もそれほど脚にきていなかったので、もう少しバイクで追い込める。
・ボトルは正規の距離でも1本で十分
・ランは1kmおきに補給可能。バイクジャージのジッパーは上げる。⇒トライウェア導入するしかないか、、
・ゼッケンベルトの回転修正面倒。要改善。

オリンピックディスタンスで3時間を切って引退しようと思っていたのに
まさかの距離短縮でそれも先延ばし。
それでも今回のレースで、スイムとバイクでかなり楽しめたことが収穫。
トライアスロン結構楽しくなってきたぞ。

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2018木更津トライアスロン1週間前

お盆休みに休養したのに加え、炎天下ランで限界が上がったのか、30℃程度の気温なら苦にならずに走れるようになってきた感あり。
ただしここまでスイム、ランと練習をしてきて、一番手を抜いていたのがバイク。去年のレースでも一番順位が悪かったのに・・・。
子供の夏休みの宿題と同じく直前になってから焦り、急遽この日曜日、宿題奮闘中の子供をほったらかしにして
先日こちら ↓ で

2018木更津トライアスロンへ向けて始動(チャリンコ改良) - 週1ランナーのおんも遊び再開計画

ハンドル交換をお願いしたお店「CYCLECUBE」の走行会に参加。

www.cyclecube.com

コースは多摩の尾根幹沿いを走るルート。

(つい先日、東京オリンピックのロードレースコースに決定!)

www.cyclesports.jp

実はこの尾根幹道路はうちの近所なのでたまに走ってましたが、集団で走るのは初めて。
いや、そもそもロードバイクでの集団走行が初めてなので緊張するも、意を決して参加。
朝、集合場所で店長さんから概要、手信号の方法を聞く。三班に別れてのスタートで、私はもちろん一番後ろの班。比較的涼しかったので気持ちよく走れ、知らないルートもあって新鮮でした。
トータル40km程。上級の走行会ではこれを2周するとのことですが、1周で十分満足。最後の坂ではやはり置いて行かれたものの、とても走りやすいコースで、このトライアスロン最後の練習にふさわしいライドでした。

引っ張って頂いたスタッフさん、参加者の方々に感謝。

今週は出張やら子供の宿題やら部活フォローやらあるので、もう本番まで1週間は何も運動しない予定。あ~苦しかった・・・。

ここで、今回の木更津に向けてこれまでの練習量をまとめると。

4月末から約4ヶ月間、トータルで

スイム:31.8km バイク:350km ラン:167km でした。

ただし、直近の1ヶ月に限定すると

スイム:7.6km バイク:100km ラン:50km

昨年は約1ヶ月間だけの練習でスイム:18km バイク156km ラン44kmをこなしてスプリントに初出場したことを考えると、今回のレースはその倍の距離。オリンピックディスタンス対策とすると本来はこの倍くらい練習する必要があるのか、、。まあまだ「週1ランナー」状態だからそんなに距離稼げるわけない。

ただ、今年は自転車も改良したし、海泳ぎの講習やバイクの走行会にも参加したしで、やるだけのことはやった感あり。かなり自信ついたかなと。2年前と比較して体脂肪率が17%⇒11%に落ち、照明の加減によっては腹筋が割れたように見えたし(笑)。一瞬だけ。

あとは当日の気温だけ。

先日の説明会では、滑走路路面温度が60℃位に上がった場合は距離の短縮を考えるとのことだったけど、ここまで練習してきて距離短縮は勘弁して欲しいなと。

気温30℃以下なら3時間切れるように限界まで追い込みたいけど、35℃近辺だったら心臓が止まらないように、ちょっと頭冷やして冷静にならないとなあ。

どうなることやら。

2018木更津トライアスロンへ向けて始動(チャリンコ改良)

このGW、実に7ヶ月ぶりに市の室内プール(格安!)に行ったところ、今年の9月から丸1年間大規模改修のために休館、とのこと。そうなると来年はスイムの練習が出来ず「木更津トライアスロン」の参加は無理、ということでその分今年に賭けます。

今回は、昨年より距離が倍のオリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)へ申し込みを完了。

去年初めて出た際、次への改善点として思ったのは

  ・最低でも1回はウエットを着て海で泳ぐこと・・

  ・スイムはバトルに巻き込まれないよう、後ろからスタートすること。

  ・泳ぐ前にちゃんとアップすること

などなど、久々に命の危険を感じた程苦しかったスイムの課題ばかりですが、実際の順位を見ると一番成績が悪かったのがバイク。まあほとんど練習していなかった種目なのですが、参加して感じたのは周りの選手が装着していた

DHバー(エアロバー)http://www.cb-asahi.co.jp/html/tokushu_triathlon-bike.html

への憧れ。スイムの後、ごぼう抜きされつつ横目で見たその「楽ちんそう」な姿勢がうらやましく、空気抵抗も減るというので次は絶対導入したいと思ったパーツNo.1。まあ実際はエンジンが貧弱なので見掛けだけでもカッコつけたいってことです(笑)

どこで取り付けようかと思ったものの、当然なじみの自転車屋さんなど無く。少し前に自転車部出身の大学同期から「多摩川沿いで先輩がお店やってるよー」という情報があり、これはお邪魔するしかないと。家から往復50km程なので、良い練習にもなるということで早速相談しに。

 

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武蔵小杉:CYCLE  CUBE https://www.cyclecube.com/

店長さんは私より2つ学年が上で、自転車部の競技班出身。素人の要求にも親身に相談に乗ってくれました。

(学生の頃、長期休みになると自転車にテントを積んで各地を走っていて、たまに自転車部「ツーリング班」の同期とも走っていました。私は残念ながら自転車部ではなかったので当時の店長さんとは面識は無いのですが、そこは小規模校の良いところで自転車部待遇?で対応して頂きました。当時は新田次郎の「孤高の人」や植村直己の冒険に影響され単独行を好んでいて、個人的に自転車と山登りを複合させて遊んでいましたが、今思えばツールド北海道にも出場した「競技班」に入っていたら人生変わったか?と無駄な妄想をしてしまいます、、、)

やはりプロに相談してよかった。10年前に買ったロードバイクのハンドルは、DHバー取り付け部分の形状が異型になっているため取り付け不能。いっそのこと最近スタンダードの「コンパクトハンドル」に替えてしまってからバーを付けましょうとのこと。

 ハンドル交換&DHバー取り付けの結果

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ハンドルのコンパクト化+DHバー追加は効果絶大。コンパクト化でブラケットが手元に近づいて、ポジションがかなり楽に。安全な直線道路でDHバーを使ってみると、前傾姿勢が楽になって空気抵抗も減ってる感じ。さらにポジションの変化でペダルへの荷重が増えたような気も。ただしちと股間が痛いか・・。

まあ何よりカッコよいですよ(笑)

この部分以外にもブレーキシューだとかいろいろ店長さんに微調整して頂き、バイク本体は完璧。あとはエンジンを鍛えるのみ。がんばろう。

本番1ヶ月前、ロードバイクを物置から引っ張り出す。

トライアスロン」に出場するにあたって最低限必要でかつ費用がかかるものとしては自転車(=バイク)があります。
私の場合、まだ遊べた頃に買っておいたロードバイクがあり、本番1ヶ月前になってようやくそれを引っ張り出しトレーニング開始。
このチャリ、2008年の「富士チャレンジ200」用に体力の無さを装備で補おうと大会直前に衝動買いしたもの。その後2009年の「富士ヒルクライム」で使ってから、より一層自由に遊べない身となり物置へ。
今回、ようやくホコリまみれ状態から復活。ほぼ調整なしとはさすが世界のシマノ
その一方で自分の体力といえば・・・。

本番まであと1ヶ月もないのにスイム練習中に両足の太ももが同時にツってしまい撃沈。これが本番だったら、、と肝を冷やす。
プールまでのバイク10kmはフロントギアをアウターに固定して無理やり坂道登ったけれども、やはりランとは使う筋肉が違うのか・・。
バイクの前傾姿勢では不整脈起こるし、スイムの後は平衡感覚狂ったのか目が回るしで、なめてはいけないトライアスロン、年寄りは謙虚になって練習しないとだめなようです・・。

↓ ホコリまみれのロードバイク・・・。

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