週1ランナーのおんも遊び再開計画

単身赴任中の50代社畜サラリーマンの悪あがき。

東京マラソン2024 <練習場所>

今日は会社のランニングチームのメンバーと
「42.195kmリレーマラソン」に参加。
駅伝的な大会への参加はコロナ禍以来、
実に5年振りです。

桜が満開でサイコー

1周2kmのクロカンコースを1チーム5~6人で順番に分担し、
一人あたり6~10km走るというもの。
こちら先日フルを走ったばかりということで、
最長の10kmを走る第一走者を拝命(!)


距離は問題なかったものの、4分/km程と頑張りすぎて消耗しましたが
会場までの往復30kmのチャリも含めて良い刺激に。
今まで独りで練習してきたので、大勢でのレースも楽しいものでした。


まあこれも東京マラソンのおかげで脚ができてた賜物なんだよなと。

 

そんなわけで引き続き東京マラソン関係ネタで。


「週1ランナー」としては
二度とこんなに走ることはないはずなので、
まだしばらくは浸れます(笑)

今日のお題は「練習場所」について。

 

<鬼怒川沿い>

今回の東京マラソンでは、
あいにく仕事のピークと重なり(後述)
本宅になかなか帰れなかったため、
主に赴任先であるココ ↓↓ で走っていました。

鬼怒川サイクリングロード、去年開通の路面電車


多摩川沿いに比べて人口密度がかなり低く、
道も平坦なのでかなり走りやすかった感あり。
筑波山男体山もきれいに見えるし、
たまに吹く向かい風も良いトレーニングとなりました。

 

 

<皇居

17年前にも1度走っていた皇居。
時代の流れを感じたいこともあり、
ここでの練習は必須、
ということで友人との新年会を兼ねて正月に実施。

17年前には当然ランステなどなく、
東京国際フォーラムのトイレで着替えたことが
懐かしく思い出されました。
ランステはシャワーもあって快適。
その後神田で日高屋飲み⇒ドトールで糖分補給。

ランステ初体験


今回の練習ですが、
日ごろの行いが悪かったせいか
厄介な仕事と時期が重なってしまい、
休日出勤もあったりで簡単には練習できず大変でした。
(おかげでかなり記憶に残る期間となりました。)

東京マラソン当選が決まって1か月後、サブフォーランナーの友人と飲んで、
「4時間切り狙ってみるかー」と俄然やる気が出た直後、
客先でのトラブルの火消しに回ることに・・。
普段に増してストレスフルな業務を抱えてしまいました。

とまあ苦労話はさておき、
今回はマラソンと両立しなくてはならない、ということで
初めて出張先(謝罪先・・)にもシューズを持参して走ることに。
まあ辛い(楽しい?)想い出として記録しておきます。

 


<兵庫・伊丹>


クリスマスイブの夜、一人出張先へ、、。

大阪国際空港清酒・白雪蔵元、有岡城

ホテルを空港そばに取り、周辺を1周。
翌日は 清酒発祥の地、伊丹 を味わうために
「白雪」の小西酒造の中を見学して試飲をしたり、
黒田官兵衛が幽閉された有岡城跡を見たり、博物館に行ったり。

 

 

<福岡>

筥崎宮亀山上皇像のある東公園

 

1月末にアキレス腱を痛めてから10日後の謝罪出張。
走るか迷ったものの、前日夜までに仕事を仕上げ、
早朝、往復7km程先にある筥崎宮まで脚をかばいながら軽くランニング。
元寇を戦った先人たちの「敵国降伏」の意気をもらい、励みとしました。



<大阪、堺>

仁徳天皇陵シマノ


最後は大阪・堺
仁徳天皇陵世界遺産と知らず、走れてラッキーでした。
ただ、見たかった堺市博物館シマノ博物館
ギリで閉館となり見学ができず、
唯一ビジターセンターが開いていたのでなんとか古墳気分を味わえました。


こんな感じで並べると随分遊んでいる感ありますが、
実情はまあ大変でした。
とは言っても、今回切羽詰まって「出張ラン」
やってみましたが、これがなかなか楽しい。
機会をみつけて今後も続けてみようかなと。


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東京マラソン2024 <振り返り>

東京マラソン以降約1ヶ月が経ち、
すっかり「週1ランナー」に戻っています・・。


ギリでサブフォー達成!と内心喜んでいましたが、
記録証を見ると順位的には出走者の半分くらいのところ。
フルマラソン界隈では全く大したことないレベル、
ということを実感しています、、。


まあそれでもこの間の仕事が大変で、
自分なりにかなり頑張った5ヶ月だったということや、
周囲の週末ランナーの方々の参考になるかも、
ということで引き続きしつこくこのネタで引っ張ろうかなと。


今回は「振り返り」ということで、
出走前のイメトレに対して結果がどうだったか、
以下、出走前の記事を引用しながらまとめてみます。


スタートまで

ほぼ最後尾からのスタート ⇒ 寒さ対策、準備運動、トイレ

スタートライン到達まで30分?くらいかかる見込みなので、
寒さ=怪我、トイレ の懸念あり。

⇒スタート準備完8:30、号砲後スタートライン到達9:30

走り出すのに1時間くらいかかりました。
晴れていたとはいえまだまだ寒く、ギリギリのところでしたね。
ウェアはこんな感じ ↓↓↓

当日のウェア

・長袖シャツ + チャリ用半袖ウェア(ポケットがついているので重宝する)
       + 極薄ウインドシェル(上着モンベル製を多用)
・タイツ+短パン
・手袋、サングラスもチャリ用を流用
・ポケットにはアミノ酸ゼリー1個、ロキソニンを忍ばせて走りました。

もう少し重ね着できていれば尿意を催さなくて済んだのかも。

20kmまで

サブフォーを達成する場合、必要となる平均ペースは5分40秒/km
20kmまでは5分20秒から30秒で入って貯金を作りたい。とすると

20km地点の目標タイム:1時間46~50分

で通過したいところ。

20km:1時間50分(5分30秒/kmペース)で通過

ここは少し貯金を作りたかったか。
スタートブロックが前の方からだったとして、

序盤で大きく貯金を作るべく突っ込んでいたら
30km以降どのくらい脚が持ったのか、
若干興味があります。


30kmまで

20kmから30kmまでの想定タイムは5分30秒から40秒で粘りたい。

30km地点の目標タイム:2時間41~46分

⇒30km 2時間46分(5分32秒/kmペース)で通過

25km~30km区間平均:5分39秒/km
なんとか30kmまでは想定タイムギリギリで収まってたようです。


40kmまで
30km以降の地獄の始まり。
30km通過2時間46分の場合、この後5分40秒で刻まないとサブフォーはきつい。
2時間41分で通過した場合は6分/kmまで許容可能。
いずれにしても40km通過は以下で入る必要あり。

40km地点の目標タイム:3時間41~43分

40km 3
時間45分(5分38秒/kmペース)で通過

35km~40km区間平均:6分3秒/km
対計画比2分遅れ。
もうほんとに後が無い状況だったみたいで、冷や汗がでますね。

ゴールまで
ラスト、残る力を振り絞って6分/kmを維持できれば

3時間55~57分でゴール!  

のはず・・・。

 

ネットタイム3時間59分でゴール

最後の追い込み。
自分としては4分前半/kmくらいで飛ばしてた感覚でしたが、
この区間の平均は6分10秒/km
いや厳しかった、、。


このラストスパート、
自分の実感とは大違いでタイム的にはがっかりでしたが、
順位的には大きく上げていた様子
 (下図青字の折れ線=1kmあたりの順位上昇)

最後に追い込めた感あり

心が折れて順位が上がらなくなった35~40km区間と比べて
最後はまあよく追い込んだのかなと。



当初計画と比較するとこんな感じ。

当初計画比

計画としては、黒破線で示すようにゴールまで
5分40秒/kmで刻めるのが理想ですが、、。

当然週末ランナーはそこまで練習を積んでおらず、
後半どの程度落ちるのか、予想がつかない状態。

となると序盤である程度貯金を稼ぎ、
未知の後半でどのくらい粘れるかは当日の根性に賭けるとして、
先行逃げ切り型で2パターン用意していました。 

まあ実際はそんなにうまく行くわけもなく。

今回の結果を対計画比という視点でまとめるなら

「練習で走っていなかった33km以降の落ち込みが想定以上」 

ということになります。

計画時は、補給食さえ十分取れれば後半は6分/km以内には収まるはず、
と甘く見ていました。
実際の補給は17年前や練習時と比べて十分に摂れていたので
ガス欠ということでは無いと思っていて、
単に練習量が足りていなかっただけ、と感じています。


補給の話がでたついでに、こちらも計画との比較など。


<補給計画と実績

・15km:スポーツドリンク ⇒〇
・17km:塩飴 ⇒〇
・22km:カロリーメイトゼリー ⇒〇 これ結構助かったかと
・25km:スポーツドリンク ⇒記憶なし 手前で友人準備の補給食取り損じ
・27km:ブドウ糖 ⇒〇
・25~30km:個人持ちのゼリー、ロキソニン!?⇒予防のためにロキソニン投入
・30km:水  ボランティアの友人へ挨拶がてら補給 
・32km:人形焼き 東京マラソンらしいものも食べられて良かった

・35km:スポーツドリンク 
・38km:水  脚が重く、休みたい一心で補給、少し意識を取り戻した感あり
・40km:スポーツドリンク すがりつくような感じで補給、、、


当初計画よりも多く補給しています。
 (補給にかかる時間は計画に入れておらず)
ゴール後に渡されたドリンク類も一気飲みしてしまったので
やはりフルマラソンの消耗ってのは激しいものがありました。

 


消耗と言えば、東京マラソン後は空腹を感じることが多くありました。
しかも食べても全く太らないという、美食家にはうらやましい状況ですが、
あいにく食への関心が高い方では無く、普段通りに過ごしています、、。


侘しい単身赴任生活の夜飯なんて睡眠中の体温維持ができりゃいい程度で、
遅い帰宅後、蕎麦と野菜、たまに鶏のむね肉など入れて茹で
買いだめしたスーパーの総菜を解凍してつまむ程度です。
平日はこれで過ごして体重1~2kgは自然に減少、
週末少し多めに食べて元に戻す、という生活ですが、
最近はこれだけでは満たせず、食後に菓子パンや甘いものを多めに食べ、
休日には今回の練習を機に知った  これ もたまに使ってます。


ただ今回走ってみて、
運動もせずに食事を摂ることに抵抗感が出ているので、
いずれは食事量を減らすか、それともランニングを続けるか。

まあここはまがりなりにも
「週1ランナー」
を標榜していることもあるので、
今回を良い機会として、週末くらいは少し頑張ってみようかなと。

 

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東京マラソン2024 <結果>

17年振り、2回目のフルマラソンを無事に終えた後、
単身赴任社畜リーマンは感動に浸る間も与えられず、
相変わらずの平日激務、昨日土曜も出勤していました、、、。
すっかり日常に戻ってしまって悲しい限りであります。

そんな訳で少々遅くなりましたが、
当日の状況/感想やタイムについての振り返り、第一回大会との比較など、
5ヶ月も走ってきたので何回かに分けて備忘録として残しておきたいなと。
まずは当日のおおまかな概要を、各種データ分析等は抜きにしてご紹介。


出走日当日

2:00

前日の選手登録後は本宅に帰省。
本番に向けて絶賛就寝中、インターホンが鳴り響く。
こんな時間に、、大事なイベント前に、、
誰だ?と怒りながら出てみると

「鍵無いから玄関開けて」

犯人は飲み会帰りの愚息・・。
鍵を開けた後、速攻で再度布団に潜り込むも案の定眠れず。

おいおい睡眠時間3時間でフルかよ。
17年ぶり2回目のフルマラソン、不安が残るスタートとなりました。

6:15 再度起床

明け方少し寝ていたようで再起床。
故障したアキレス腱周辺にロキソニンテープを貼り、
前日準備しておいたウェアを着込んでお茶漬けを流し込む。
第1回大会で駅のトイレが混雑していたことが記憶にあったため
なんとか家で用を足すことができ、まずは満足。

・サブ4達成⇒本宅に戻って翌月曜は会社を休む
・サブ4未達成⇒一人寂しく赴任先に戻る

ことに決め、帰省の荷物も全て背負って本宅を出発。

7:00 自宅出発、7:45 新宿南口着 会場入り

天気は快晴、最高です。
既に駅前は大勢のランナーが。ボランティアの方々のおかげで特に混乱もなくスムースに集合場所に到着。荷物チェックを終え、最後のトイレに並ぶものの、大して時間もかからずに終え、荷物預けまで問題なく完了。
出だしから洗練された運営とボランティアの方々に感謝しかないです。

スタート前のトイレ待ち。天気良くてなにより。

8:30~9:30  スタート待ち

先日の記事の通り、申込当時はサブフォーなんて狙っておらず、
かなり後ろのブロックからのスタート。
ブロックの中でもできるだけ前からスタートしたいので8:30に並び始める。
寒さはあるものの第1回の雨天よりすがすがしく、アキレス腱伸ばし程度のストレッチをしながら順番を待ち、9:10にマラソンがスタート。
その後私がスタートを切れたのは約20分後。
この間アミノ酸ゼリー1袋を補給。

スタート~20km

いよいよスタート。
サブフォーへの不安と期待が入り混じった感じでしたが、天気が良いのが何より。
前半はまずまず快調でした。

以下コースマップも参照下さい。

コースマップ

靖国通り新宿ガード下を通り抜けた際、
17年前は橋の下で大勢のランナーが立ちションしてたことを思い出す。
今回は皆無。運営の皆さまの努力の賜物ですな。

沿道からの声援ももちろんうれしいですが、
防衛省前では音楽隊が演奏してくれており、
ちょうどゆずの「栄光の架橋」が流れて気分が上がる。

浅草の折り返しは雷門とスカイツリーを見ることができ、観光気分を満喫。


序盤の課題

・遅いブロックからスタートした場合、サブ4ペースを維持するために
周囲のランナーを追い越す必要があり、神経を使う。
序盤は下りで貯金を作りたかったが、なかなか難しかった。

・都会のビル群の中では、自分の安物時計のGPSでは正確にペース算出できないことが発覚。このため沿道の距離表示と経過時間から頭の中でひたすら計算することになり、周囲からの応援、景色などは余裕をもって楽しめず、、。
計算しやすいように自然とキリの良い5:30/kmペースに落ち着いたのかも。

・若干、トイレ行きたいかも問題発生。
時間のロスが少なそうな、入りやすいトイレが無いか気にし始める。


20~30km

20km以降は、ボランティア参加や応援に来てくれている友人がいるため、見つける気まんまんで走っており、振り返ってみるとまだ少しは余力があった区間
タイム的にも落ち込みはまだ想定内、補給も計画通りに実行できなんとか後半につなげようともがきます。

取外し禁止のリストバンドに目標タイムや補給計画をメモって走る

門前仲町の折り返しでは、サブ4ランナーの友人が応援に来てくれており、
探しながら走る。運よく見つけて挨拶できたものの、補給食は受け取れず。
ただ、今回補給は十分にとれていて17年前とは格段の違い。

30kmの補給所では友人が給水のボランティアをしており、
ここでもなんとか挨拶できてよかった。
この辺もまだ応援に応えて手を振る余裕あり。

中盤の課題

・トイレ問題は繰越。止まるのが面倒だったのでできるだけ我慢することに。

・課題であったアキレス腱痛は無くホっとしたが、徐々にペースが落ちる。
無補給でやってきた練習よりはエネルギーは十分なはずなのに、、。

 

30~40km

これまで練習で走った最長距離が33km。
体は正直なもので、この辺から徐々におかしくなってくる。
補給は計画通りでエネルギーは十分なはず。
練習の絶対量が足りない分「無補給練習」で補おうという戦略で、
本番でエネルギーさえ摂っていればもしかして大丈夫かもと
淡い期待を持ってましたが、ついに「壁」が・・。
次の距離表示までに設定した目標タイムに追いつけなくなり、
疲れた頭での再計算も難しい状態に。

銀座を超え、田町までの長い折り返し。
折り返しから戻ってくるランナーを横目に見つつ、先の折り返し地点が現れる気配が全く感じられず、さらに脚もどんどん動かなくなりついに心が折れる
思考能力も低下し、何を思ったか7分/kmでもサブ4いける?とか計算したらしく、
惰性的な走りに・・。

終盤の課題

・課題だらけ。もう少し走り込んでいれば楽に走れたのかも。
 まあ休日ランナーの限界でしょうか・・。

 

40km~ゴール

40kmを超え残り2kmとなった際、このままのペースじゃサブ4無理かも、
と意識が戻り(?)なんとか最後の力を振り絞る。
丸の内仲通りに入ってからの大声援がすごい。
頭の中でガンガン反響し、脚は既に動かないものの、
心が立ち直ったのか「ゾーン」状態に。
自分の中では4分前半/kmくらいで飛ばしてた感覚。
一方動かない体の方は徐々に手足もしびれて視界も白くなり、
軽く不整脈も出てくるなど高校時代の部活を思わせる状態に。
そろそろダメかというところ、
最後のカーブを曲がってようやくゴールが目の前に。

久々の限界点

長かった・・。
とにかく「サブ4達成してフルマラソンはこれっきりにする(笑)」との思いで全力で突っ込んでついにゴール。

苦闘のあと、、

ボランティアや応援してくれた皆様には感謝しかありません。

肝心の記録の方はというと、17年前から55分短縮!
3時間59分を少し超えたあたりで着地。
  (これでトイレ行ってたら泣くに泣けなかった。我慢はナイス判断でした)

これで末席ながらも「サブフォーランナー」の称号が得られて大満足。
心置きなくフルマラソンの世界から足を洗えそうです(笑)

本宅帰宅、打ち上げ

無事サブ4達成で本宅に帰れることになりました。
まあ家族は誰もほめてくれやしませんが、
オヤジの自己満に付き合わせて、ちょっとお高めの(回転)寿司屋に。

そこで愚息に

「いや、2時に起こされたときはもう終わったと思ったわ」

と言ったら、

「え?俺ってインターホン押したっけ?」

「どうやって家に入ったか記憶にない」

とのこと、、。

まあ、終わり良ければすべて良し、ということで。

 

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東京マラソン2024 <トレーニング完了&本番イメトレ>

10月に東京マラソンに当選して以降、
5ヶ月間続けた練習もようやく今日でおしまい。

長かった・・。

やっと終わった・・。なんとかノルマ達成

1月末に脚を痛めた後、なかなか回復せず長距離の練習をあきらめたため、
本番は後半のスタミナに懸念が残ったままですが、

当初のトレーニング方針 に掲げた大目標の一つである

「全期間で月間80km以上走行」 をギリでなんとか達成。

今までの生活を考えると、土日だけで良くやったもんです(自画自賛、、)

あとは本番30km以降の根性に望みを託します。

 

以下、来週に向けてイメージトレーニングなど。

 

スタートまで

ほぼ最後尾からのスタート ⇒ 寒さ対策、準備運動、トイレ

申し込み時はもちろんサブフォーなんて狙っておらず、17年前の持ちタイムで申請したらほぼ最後尾のブロックに割り当てられてしまいました、、、。
(先頭から「A~K」ブロック中の「J」ブロックからのスタート)
スタートライン到達まで30分?くらいかかる見込みなので、
寒さ=怪我、トイレ の懸念あり。
17年前は雨天で準備運動なしでのスタートでした。
当日の晴天を願うのみ。


20kmまで

サブフォーを達成する場合、必要となる平均ペースは5分40秒/km
20kmまでは5分20秒から30秒で入って貯金を作りたい。とすると

20km地点の目標タイム:1時間46~50分

で通過したいところ。


30kmまで

20kmから30kmまでの想定タイムは5分30秒から40秒で粘りたい。

30km地点の目標タイム:2時間41~46分


40kmまで
30km以降の地獄の始まり。
30km通過2時間46分の場合、この後5分40秒で刻まないとサブフォーはきつい。
2時間41分で通過した場合は6分/kmまで許容可能。
いずれにしても40km通過は以下で入る必要あり。

40km地点の目標タイム:3時間41~43分

 

ゴールまで
ラスト、残る力を振り絞って6分/kmを維持できれば

3時間55~57分でゴール!  

のはず・・・。

 

書いてるだけで、気が遠くなってきた、、、。

 


気を取り直して、エイドでの補給食プランなど。

17年前は食べ物は売り切れで無補給でしたが、今回は無事にありつけるか。
補給計画は

・15km:スポーツドリンク
・17km:塩飴
・22km:カロリーメイトゼリー
・25km:スポーツドリンク
・27km:ブドウ糖
・25~30km:個人持ちのゼリー、ロキソニン!?
・32km:人形焼き、
・35km:スポーツドリンク

練習時は30km位まで水分含め無補給だったので、飲みすぎ食べ過ぎ感あり。
トイレでの時間ロスが心配ですがまあこんな感じでやってみます。
天気が良くて脚の痛みも無く、楽しくサブフォー挑戦できるといいなと。

それでは来週一緒に走るランナー、ボランティアの皆さま、
よろしくお願いします!

 

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東京マラソン2024 <最後の切り札投入>

2月に入ってもまだ脚は回復せず、、。
幸か不幸か休日出勤も増え、走る機会自体も減っている状態です。
安静にして回復を待てば良いのかもしれませんが、
本番まで時間もなくなり気は焦るばかり。
少し走っては痛みがぶり返し、がっかりすることを繰り返しています。

こんなど素人でも、痛む部分をかばうとバランスが崩れるのか
大丈夫な方の脚が痛んだりと繊細すぎて参ります。
最近読んだ箱根駅伝を舞台にした小説(黒木亮「冬の喝采」)では、
コンディション調整や怪我の苦しみがリアルに描写されていましたが、
私のようなど素人でさえもこんな状態になるのですから、
いわんやエリートランナーにおいてをや、、。


この状態を打破するには、、、

 

もうドーピング(?)しかありません。
本日「ロキソニンテープ」を初投入。

最後の切り札

少し和らいだようにも思えましたが依然鈍痛は残っており、
6分/km程で10km走るのが精一杯のところ。
ただ、なにもやらないよりは効果はあったはず。
本番当日は使用限度枚数まで貼り付け、
痛みの具合によっては飲み薬の力も借りて挑みます・・・。

博多出張中、脚をかばいながら筥崎宮へ。
「敵国降伏」この意気で突撃します。

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東京マラソン2024 <トレーニングの進捗>

まずいことに昨日の「3時間走」後半に左脚アキレス腱を痛め、現在脚を引きずって歩いている状態・・。サブフォー達成に黄信号がともりましたが、なんとか本番までに治したい・・・。


目標達成が微妙になりましたが、1月までは自分なりに追い込めました。
せっかくなので記録として残したいと思い、以下、先日の記事で決めた練習方針がどの程度達成できているかという視点でまとめます。



<全期間共通>
・練習は水分も含め無補給 
   ⇒これは撤回。
    1/13に無補給で3時間走を実施しましたが、25km以降ボロボロ。
    若干身の危険も感じたので、昨日は20kmあたりでゼリー1個補給。
    でもその後アキレス腱の方が痛み出し、、。準備運動不足か。
・月間80km以上走行
   ⇒年末年始以外は土日のみで10月~1月まで80km以上を達成。
    土日のみランナーは、悪天候時にはその分だけ走行日数減るので、
    距離を稼ぐのは難しいと実感しましたが、今回は幸い天候も良く、
    距離を稼げました。    

1月まではかなり頑張れた

<10、11月>
・ハーフ程度の距離でも肉離れが起きないよう、最低限の脚作り。
         ⇒肉離れは起きなかったのに・・・
・土日両日とも10km以上走る。
            ⇒土曜多く走った際は日曜はお休みに。
・月一で20km走 ⇒10月は3回、11月は1回、20km以上走行
           ペースはだいたい6分/km前後
<12、1月>
・月一程度 土曜日に30km弱(6分以下/km)走った後、日曜日に10km(5分/km)
         ⇒12月は3回、1月は1回、2日かけての40km走を実施
           30km走のペースはだいたい5:30/km前後、
           10km走は5:10/km前後で。

・本番の走り方を模索(最初から5分/kmで20kmまで突っ込み、貯金を作ってから後半玉砕するか、最初5分30秒程度で入ってイーブンペースで後半も維持できるか、どちらで行けば速いか比較する。)
                              ⇒脚力的に5分/kmで突っ込むのは無理。
         20kmまでは5:20前後で貯金を稼ぎ、
         残りは当日の頑張り次第、、。

・1月末までに3時間走を行う(せっかくなので帰省時に皇居ランでもやりたいなと)
         ⇒1/13、27に実施。正月には17年ぶりの皇居ランも達成。
         今日の時点では通常歩行困難中・・・。

<2月> 
・2/18までに無補給30kmで5分20秒/km以下
         ⇒前述のように無補給30kmは撤回。
          現時点での最高は32km、5:27/km とあと少しでしたが、
          2月は休養し、まずは左脚のリハビリに努めます。
       
・2/18以降は負荷下げて調整
                              ⇒2月はダメですね。どこまで走れるか・・。


と、ここまでのトレーニングは土日ランナーとしては精一杯やれたのですが、、、
脚がどの程度回復するか、1月までの貯金がどの程度持つか、祈るような思いで本番を迎えます。

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東京マラソン2007 <昔話:マラソン経験ゼロからのフル その2> 

再び17年前の東京マラソン話。
(前回記事はコチラ

出場決定後3ヶ月が経ち、いよいよ本番。
当時書き残していたメモ書きを見ると、
「寒い」「痛い」「腹減った」「応援ありがとう!」
という感じだったようで、そのキーワードごとに転記します。

「寒い」
5時起床。やる気満々で目覚め良し。
しかし雨ががっつり降っていて出鼻をくじかれる。初マラソンで雨&寒いなんて難易度高し・・。天気予報も悪いまま。
初心者にとっては何を着て走るかってのはただでさえ頭を悩ます問題。加えてこの雨でさらに悩む。
正直にカッパを着て走ることにすればよかったのに、午後雨は上がるという予想を信じ、カヌー用のラッシュガードの上に長袖シャツを重ね着して走ることに。
下はチャリンコ用のパッドがついたパンツで走ることに決定。
(マラソン用のウェアなど無く、全て他の趣味からの流用していた様子。
 17年経った今も上着はチャリウェアにしようかと。)

6時半自宅出発。電車内にチラホラ参加者の姿が見える。
7時半新宿着。降りてすぐトイレ。すごい人だかりだ。
途中見つけたミールサービスであんぱんをもらう。
バナナも食べようかと迷ったが、25km地点にあるらしい「給食所」で食べればいいかとスルー。(ここでもらっておけば、、、。)

集合場所に着くと皆さん雨宿りのため、橋の下の人口密度が高くなっている。
天気さえ良ければ快適なのに・・。
荷物預かり所でポンチョをもらえた。寒い中、これは本当に助かる。
最後にトイレ。家で水分を多く取ったのでトイレが近い。次回注意。
そしてあっという間にスタートラインへの整列の時間に。
整列するも、雨がひどくストレッチすら出来ない。普段の練習でもあまりやってないのであきらめ。結局屈伸一つやらずにスタート。(これも大失敗だったか)

なんせ3万人もいるので、自分がスタートラインを切ったのは先頭がスタートしてから20分後。スタート地点にこの大会の提唱者「石原都知事」の姿も。周囲のランナーともども「慎太郎ありがとう~」と盛り上がる。こういう壮大な行事開催を提案し、実現してしまう政治力、行動力に感謝しながらスタート地点を通過。
新宿を過ぎて歌舞伎町あたりに来ると、いつも見慣れた道路を閉鎖してど真ん中を走る非現実を実感。すごい大会だわこれは。
靖国通りが人で埋め尽くされる異様な光景。沿道からは多くのボランティア、観客の方々が声援をしてくれる。和太鼓演奏や、ダンスなど観客も楽しめるような趣向も。
しかし寒い。
防寒用に配られた「東京メトロポンチョ」は助かったのに、途中少し雨が上がったあたりで脱ぎ捨ててしまった。これも失敗。銀座あたりで再び雨が強くなり、かなり体温を奪われることに、、。

「痛い」
練習では20kmまでは走っていたものの、その先は未知の領域。フル経験者からは「30kmの壁」は確実にあるので注意と忠告されてはいたけれども、そんな恐ろしそうなものは本番の1度だけ経験すれば十分と、何の対策もしていない。
途中30km近辺まではかなり調子よく、ほぼ1時間/10kmのペース。
「これはもしかしてサブファイブいけるか?しかも4時間台前半?」
などと期待して走るも、25kmを超えた浅草あたりから普段痛くならない方の膝に違和感を覚える。そしてついに30km付近から急に膝に力が入らず、踏ん張りが効かなくなり、文字通り「ガタガタ」になる。「これが30kmの壁か」と愕然。
ここから40kmまでは精神的にも肉体的にもかなり厳しいものでした。

「腹減った」
25km過ぎから燃料切れ。空腹に悩まされました。
頼りにしていた給水所にあるはずの補給食が品切れとなり、遅いランナーは何も食べられず状態に。スタート前の配給地点で「後で給食とれるから」と控えめにしたのが悔やまれます。ここで救われたのは沿道の方々が配ってくれたチョコや飴。なんとか走り切る事ができ、これには感謝しかないです。
第1回大会ということで前例がなく、準備される方々も補給食数量の見積もりにはきっと悩まれたのでしょうね。ここは2024年の大会で最も楽しみにしているところで、どれだけ食べられるか、楽しみにしています。

「応援ありがとう!」
35~40km地点。ここが一番苦しんだところ。痛くならない走り方を模索しながら走っていると今度は膝とは違う場所が痛くなり、あきらめ感が高まる。
痛みで足が前に進まず5時間切りはもう無理、とあきらめた頃、春海橋で友人達の声援を受け、無様な姿を見せるわけにはいけないと一瞬必死に。

春海橋でのカラ元気

この声援を機に「4時間台目指してみるか」という気持ちが復活。
40kmから41km区間、幸いこの距離が早く感じられ、このペースで行けばなんとか5時間切れそうだということがわかり、最後に気合を入れる。
膝が壊れてもいいと痛みは無視して走り続けようやくFINISH。自分の時計で4時間54分。なんとか5時間切り達成!
ゴール地点でボランティアの方が祝福してくれる。感謝。
これまで経験してきたスポーツではこれ程の声援を受けるようなことがなく、沿道からの応援があんなに威力があるものだとは思いもよりませんでした、、、。
今回の東京マラソンで得た最も大きな経験はこれで、東京でこんなにも一体感が感じられるものなのかと驚きました。


という感じで2007年の第1回東京マラソンを走った後、いまだフルマラソンは走っていません。チームでの駅伝など細々と走ってはいましたが、登山のための体力維持程度。
次にフル走るなら東京で、と毎年運試ししていましたが50歳を超えて今年2回目のフルに挑みます。
目標は17年前より1時間早い「サブフォー」。どれだけできるものか、あがいてきます。

syomori.hatenablog.com

 

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